貯蓄

     

    現在では、いろろな金融商品がでできて、多少変わってきてますが、いい悪いはべつにして

    アメリカ等の国民がその貯蓄のほとんどを、株式や運用に使う中、以前は日本の国民のほとんどが

    貯金しかしていませんでした。

    そこから、ペイオフが解禁になり、投資信託が比較的自由に選べることになり、格金融機関同士の

    垣根がなくなってき、その結果たくさんの金融商品が生まれてきてます。

     もちろん、金利や商品の詳しい特例等は様々ですので、各銀行、金融機関により様々ですが、

    これも、基本的な商品名を覚えておけば、それとどこがちがうかで大体の内容は理解できると思い

    ます。

     さまざまな商品がありますが、主にこれから資産、生活の基盤を作って行く人にとっては、

    まず何よりも、財形貯蓄制度を利用することを第1に検討するべきであると思います。

金融機関名

商品名

内容

備考

銀行

信用金庫

信用組合等


普通預金

いつでも出し入れ可能

変動金利

変動金利は6ヶ月に1度見直されます

貯蓄預金

一定の基準残高(10万円、30万円等)を超える貯金をすると普通預金よりも高い金利がつきます。

変動金利


定期預金



スーパー定期

300万円未満

1ヶ月から最長10年までです

固定金利(3年以上は半年複利も選択可能です

自動融資

定期預金 残高の90%200万円が限度

(定期預金の+0.5% 自動融資


スーパー定期300

300万円以上

1ヶ月から最長10年までです

固定金利(3年以上は半年複利も選択可能です)

大口定期

最低預け入れ金額が1000万円以上

単利型のみです

交渉しだいで金利の上乗せ可能です

変動金利定期預金

変動金利の定期預金です

預け入れ金額により、

変動金利預金、変動金利預金300、

変動金利預金1000にわかれます

郵便局

通常貯金

満期無く、いつでも出し入れ可能です

変動金利


通常貯蓄預金

10万円型のみ、決済機能はありません

満期は無くいつでも出し入れ可能です

変動金利


定額貯金

1000円以上、1000円単位です

6ヶ月以降は自由に解約できます

最長10年まで預け入れができ、段階的に金利が上昇しますが、上昇は3年までです

半年複利

    ゆうゆうローン

定額貯金担保=貯蓄残高の90%300万まで(貯金利率の+0.25%)

ニュー定期

最長預け入れ期間は4年です

3年、4年ものは半年複利です

    ゆうゆうローン

ニュー定期担保=90%300万まで(貯金利率の+0.5%)

信託銀行

(りそな銀行)

ヒット

10万円以上、1円単位

金銭信託(信託銀行に管理運用を任せる財産が金銭のみ)で行う。

預け入れ期間1ヶ月以上で、解約自由です

変動金利

実績配当が当たり前だが、実際にはあらかじめ配当率(金利)が示されている

信託銀行

スーパーヒット

10万円以上、1円単位

金銭信託(信託銀行に管理運用を任せる財産が金銭のみ)で行う。

預け入れ期間1年以上で、解約自由です

変動金利

実績配当が当たり前だが、実際にはあらかじめ配当率(金利)が示されている

ビッグ


貸付信託=資金を信託財産として預け、運用は主として貸付で行います、半年後とに支払われる利息を再投資し、収益は満期時に一括して受け取ります

預け入れ期間、2年、5年

半年複利


    債権

金融債券発行銀行

あおぞら銀行、商工中金、農林中央金庫、みずほ銀行等


割引金融債

特定の金融機関が発行する債券で初めから金利相当分が割りびかれて発行されるもの

(債権=決められた償還期間に額面が償還され、利息も確定している証券の事です)


1万円単位、預け入れ期間1年、固定金利


金融債は利払い時に20%源泉分離課税だが、割引債の償還差益は18%の源泉分離課税です


金融債券発行銀行=債権の発行を認められている一部の金融機関のことをいいます

あおぞら銀行、商工中金、農林中央金庫、みずほ銀行、新生銀行等

ワイド

(利付け金融債)




1万円以上、1万円単位(募集債は1000万円以上)

預け入れ期間が5年で1年間は解約できません

年2回の利息を複利運用し、償還日に元本と利息を支払います




国債

銀行、証券会社、郵便局等

5年満期 固定金利型

5年満期 固定金利型(H18年4月)

利払い年2回、

2年経過で中途換金可能だが

4回分の利子を差し引いた額になる

いつでも市場で売却できます

10年満期 変動金利型

利払い年2回、

1年経過で中途換金可能だが

2回分の利子を差し引いた額になる

半年後とに金利が見直されます

いつでも市場で売却できます

外貨預金

銀行

信託銀行

信用金庫

外国銀行

普通預金

最低1通貨単位

満期は無く出し入れ自由です

金利は各金融機関によって違います

金利は一般的に日本の銀行よりは高い場合が多いですが、為替の影響をうけます


手数料としてTTSとTTBには2円分の開きがあります

外国銀行は一般的に定期預金は途中解約できません

定期預金

10万円相当額以上

1、2、3、6、12ヶ月とするのが一般的です


積立型金融商品

銀行、信用金庫

積立式定期預金

5000円以上

預け入れ期間を定める目標日数指定型と期間を定めない自由型があります

銀行口座自動振替

20%源泉分離課税

銀行など

自動積立定期預金

1万円以上、1000円単位

積立期間は自由

おまとめ日の期間に応じてスーパー定期の金利が適用されます


JA、信用金庫、信用組合など

定期積金

1000円以上

積立期間6ヶ月〜120ヶ月

固定金利


郵便局

オート定額貯金

1000円以上、1000円単位

積立期間は6年以内

ゆうゆうローン利用可

郵便局、50万まで1000万と別枠

証券会社

ミリオン

基本的に給与から天引きされ、毎月株式投資信託を買い付けていきます、

5000円以上、積立期間は無制限

いつでも時価とこうかんできます

企業と会社が契約していることが必要

株式累積投資

株式会社を通じて、毎月1万円以上、1000円単位で

自分自信の選んだ銘柄を買い付けていきます

1銘柄に付き1回1万円以上、1000円単位

売却はいつでもできます

単元株になると通常の株主と同様です

財形貯蓄




銀行、証券会社、保険会社等

    一般財形貯蓄

勤労者の財産形成のための制度で、給与天引きで貯蓄をしていく仕組みです

年齢の制限が無く、解約も自由です

ただ、税制上の優遇はなく、通常通り 20%の源泉分離課税です

生命保険控除等にはなりません


勤労者ならだれでも加入できます

勤務先が財形制度を導入していること


       融資制度

財形教育融資

期間要件、残高要件はありません

融資残高の5倍以内、最高450万円まで融資


財形持家融資

1年以上の財形貯蓄利用

貯蓄残高の10倍以内最高4000万円まで融資可能

貯蓄制度を問わず、融資制度を利用できます



財形年金貯蓄


貯蓄型

年金として受け取るために行う積立です

5年以上毎年定期的に積立を行い、

60歳以降に5年以上20年以内の期間、毎年定期的に年金を受けとる事が要件です

55歳未満、1人1契約

財形住宅貯蓄と合わせて元利合計550万まで非課税

保険型

払い込み保険料と被保険者が、不慮の事故で死亡又は高度障害になった時に、払い込み保険料累計額の5倍相当額の災害死亡保険金が積み立て配当金と共に支払われる保険です

55歳未満

保険=元利合計385万まで非課税

(財形住宅と合わせて550万まで)

財形住宅貯蓄

1人1契約、55歳未満の勤労者

5年以上積立をすること、不動産を購入する際は5年以内に払い出してもよい

元利合計550万まで非課税

財形年金貯蓄と合わせて元利合計550万まで非課税