損害保険





 損害保険については、その対象物を購入する際にセットになっていることがほとんどですので、

あまり検討や選択無しに契約をしていることがほとんどかとは思いますが、いろいろな商品が

各社からでていますので、もう1度保険内容を確かめてみたり、イメージ通りの保険かを確かめて

みるのもいいと思います。

 H18年現在、損害保険については損害保険控除として、保険料が2万円超えで所得税が

15000円、 1万5千円超えで 住民税が1万円控除になっていますが、新規契約に関しては

損害保険控除がH19年からなくなり、代わりに地震保険が控除の対象になります

所得税 地震保険料年間10万円で 5万円控除   

住民税 地震保険料年間7万円で  3万5千円 控除

おそらくは、地震保険は火災保険に付帯するという性質上、地震保険に入るには火災保険に

入らなくてはいけない事と、震災の被害が最近多く、大きいのでその対策としての国の判断かとは

思います。

主な損害保険の分類と内容

分類

保険の種類

内容

備考

火災保険

住宅火災保険

火災、落雷、破裂、爆発、風、ひょう、雪災、失火見舞い費用、地震火災費用等

水災は保証されません

家財は家財一式で契約します、特約で再調達価額にできます




住宅総合保険

上記プラス物体の落下、衝突、水漏れ、

騒じょう、労働争議、水難、第3者による放火等が補償されます

いろいろオプションがあります

水害の保障もされています。


団地保険

住宅総合保険とほぼ同じだが、傷害保険と賠償責任保険がセット



普通火災保険

住宅火災保険とほぼ同じだが、修理付帯費用も支払われる

一般物件の他に、工場用物件、倉庫物件用もあります

地震保険

地震保険

火災保険に付帯して契約します

上限は建物5000万円、家財1000万円

保険金額は火災保険の30%〜50%まで

です

実損金額ではなく、損額の程度により補償金額がかわります(全損なら時価、半損なら時価の50%、一部損なら時価の5%限度)

価額協定保険特約をつけると元通りの家財を購入する価格(再調達価額)にできます

H19年から地震保険料控除=最高10万円がでるようになります

自動車保険

自賠責保険

強制加入です、人身事故が対象

1名につき

死亡=3000万円

後遺障害=4000万円

傷害=120万円

が限度になります、が、1事故あたりの限度はありません、被害者が複数人いる場合はそれぞれ払われます

自動車には当然、自動2輪、原付もふくまれます。

自賠責保険は対人事故のみ対象の保険です。

任意の自動車保険は絶対的に必要でしょう。


自家用自動車総合保険

任意自動車保険で自家用車対象す

対人賠償、自損事故、無保険者傷害、

対物賠償、搭乗者傷害、車両保険の組み合わせとなっています



自動車総合保険

任意自動車保険ですべての自動車対象

対人賠償、自損事故、無保険者傷害、

対物賠償、搭乗者傷害保険の組み合わせです

車両保険はオプションです


一般自動車保険

任意自動車保険ですべての自動車対象

対人賠償、対物賠償、車両保険は単独で加入できます



自動車運転者損害賠償責任保険

(ドライバー保険)

任意自動車保険です

自動車を持っていないが、自動車を運転する人のための保険です

他人の自動車やレンタカーの運転中の事故を補償します



リスク細分型自動車保険

加入者の状況により保険料が変わります




補償拡大型自動車保険

加害事故ではなく、被害事故に対して手厚い補償を行う保険です


傷害保険

普通傷害保険

さまざまな事故による怪我を補償します

保険金には死亡保証金、後遺障害保証金、入院保険金、通院保険金、手術保険金があります

特約により賠償責任も補償可能

細菌性食物中毒は対象外

地震、津波、噴火による怪我は補償されませんが、

天災危機担保特約で補償可能です

職業により保険金が違います


家族傷害保険

家族全員が補償の対象です

内容はほぼ上記傷害保険とおなじです

生計を一つにする家族が保障対象です

一般的に家族の保章は本人の6割程度です


交通事故傷害保険

主として交通事故による傷害を補償します


家族事故傷害保険もあります

交通事故だけでなく、交通機関の火災、落下物による傷害も補償されます

職業により保険料は変わりません


国内旅行傷害保険

国内旅行を目的に住居を出発してから帰宅するまでを補償する保険です

死亡保証金、後遺障害保証金、入院保険金、通院保険金、手術保険金があります

病気は対象になりませんが細菌食中毒は補償されます

特約により賠償責任、携行品の損害、捜索費用費など補償されます


海外旅行傷害保険

海外旅行を目的に住居を出発してから帰宅するまでを補償する保険です

死亡保証金、後遺障害保証金、入院保険金、通院保険金、手術保険金があります

細菌食中毒、地震も保障されます

特約をつければ、怪我以外にも、疾病、賠償責任、

携行品の損害、救援者費用、キャンセル費用、帰国費用が補償されます



所得保障保険

病気や怪我で就労不能になった場合に所得を保証します

無事故返戻金があります


医療費用保険

公的医療制度の対象とならない費用や自己負担分について一定の範囲内で補償します



介護費用保険

介護が必要になった場合、介護に要した費用に対して保険金を支払う保険です

保険期間は終身です

健康状態の告知が必要です


ゴルファー保険

ゴルフの練習、競技、指導中の偶然の事故による怪我、損害を補償するものです


賠償責任保険

個人賠償責任保険

3者の生命、身体、財産に損害を与えた場合に負担する法律上の損害賠償責任を補償する保険です



PL保険

製造、販売した製品がもとで発生した事故により他人に損害を与えた場合に法律上の損害賠償責任を補償する保険です



労働災害保証責任保険

事業主が従業員の業務上災害について負担する保証責任を補償する保険です



請負業者賠償責任保険

建設、土木の請け負い業者が作業の事故で損害を与えたときなどに支払われる


積立保険

長期総合保険

専用住宅、併用住宅の建物や家財を対象とするもので、住宅総合保険とほぼおなじです

満期時には保険金額の10%程度が満期返戻金として支払われます

保険期間は3、510年です


積立総合保険

専用住宅、併用住宅の建物や家財を対象とするもので、火災、傷害、賠償責任を包括的に補償します

保険期間は510、15、20年です


積立普通傷害保険

普通傷害保険に積立の機能をセットした保険です

積立家族傷害保険、積立女性保険もあります


積立青年アクテイブライフ総合保険

日常生活のほとんどすべての傷害、携行品損害、賠償事故を包括的に補償します

就業外の怪我については倍額補償します


積立所得保障保険

病気や怪我で就労不能になった場合に所得を保証します、

満期時には満期返戻金を支払れます

無事故返戻金はありません


積立いきいき生活傷害保険

日常生活のほとんどすべての傷害事故を補償します

交通事故傷害倍額タイプと後遺障害倍額タイプがあります


積立介護費用保険

介護が必要になった場合、介護に要した費用に対して保険金を支払う保険です

満期時には満期返戻金を支払れます

要介護状態になると保険料支払いが免除になります

保険期間は終身です

積み立て期間は10〜30年と長期にわたります


年金払積立傷害保険

保険期間中の傷害による死亡、後遺障害を補償するとともに、保険期間の途中から毎年年金を受け取ることができる保険です

保険期間は10年以上50年以下です

給付支払い期間は5年以上20年以下です


終身型はありません

医師の診断、健康告知は不要です

保険金が100%支払われると契約が終了します

100%支払われない場合は、年金は減額せずに支給されます

法人契約は不可です、満期日は81歳までになります

団体信用保険


ローン締結時に加入するもので、本人死亡等で、ローンの残金を保証するものです、保険料はローンに含まれています